ロボットハンドチェンジャー(model SWR)をエアバルブによる手動で操作する例を
ご紹介します。
成形機の取り出し機のハンドを交換したい。ロボットのハンドを交換したいが頻度が少ない。組付けジグや検査ジグを簡単に段取替えしたい。そんな時に自動制御では大変という場合に、ロボットハンドチェンジャーのエア制御部分を自動制御ではなく、「手動で操作できるエアバルブ」や、「電気スイッチとソレノイドバルブを組み合わせた手動ボックス」を使うことで簡単に高精度な段取り替えができます。
あえて完全自動化せずに、高精度位置決め段取替えという手間と時間がかかる上、スキルが必要な作業である段取替え部分をツールチェンジャーに任せて半自動化に留めることで、設備コスト抑えつつ、だれでも簡単に操作することができる設備改善を実現できます。
※ SWRに電極オプションを使用している場合、連結および連結解除時は電極への電源を遮断してください。